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8月6日

この間、ジュール編集部に読者の方から
「咲けや この花」について、お電話があったそうです。
残念ながら、私の担当さんは不在で
他の編集さんが対応して下さったそうなのですが
「被爆2世、3世の問題を描く事で、
差別を助長させないか?」というお電話だったそうです。

有難う・・・真剣に読んで、考えて下さって
真摯な問いかけは、本当に嬉しいです。有難うございます。
私は、マンガを描いているから、返答は作中で
これから描いて行きたいと思います。


去年の今頃は、「君がくれた太陽」に取り組んでいて
原爆投下をどう描くか悩んでいました。
取材を進めるごとに、被爆被害者の方にお会いするごとに
私の中で、躊躇いが生まれてきていました。
連載当初は、リアルに被害を描く気でいたものが、
それに対して、躊躇いが生じました。
体験もしていない、想像も及ばない惨劇を
参考書のように記録写真集を横に置き
ケロイドを書き写す作業を自分がする事に
躊躇いを感じ出していました。

でも、去年は、今ほど冷静ではなく
「なんだか、釈然としないけど、どうしていいか
本当に分からない・・・」って、感じだったと思います。
今もまだ気持ちが整理出来ているわけじゃないけれど
私に出来る事は、
リアルに写し取る事ではなく、
あの日の前の広島を描く事だったのだと
今は思っています。

もう、2度と
国が馬鹿な暴走をしませんように。


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コメント

Secret

祈り

人の受け取り方はそれぞれですからね。

私は去年「君がくれた太陽」を読んで、今年の今日は特別な気持ちで迎えました。
漫画の主人公たちと同じように、あの時のあの町にはいろんな想いがあったんだろうと思います。
「安らかに眠ってください…」と記念碑に刻まれた言葉を祈りながら黙祷しました。

こないだテレビで、アメリカ人の原爆投下に対する考えを特集していました。
なんと、アメリカ人の半数以上のひとは、ヒロシマ・長崎の原爆投下を肯定しているのだそうです。
戦争が長引けばもっと多くの人が死んでいただろうから、あの犠牲は仕方がなかった、と。

信じられませんでした。
たくさんの人たちが一瞬で日常を奪われて、今も苦しんでいる人たちがいる。
それを、「仕方がなかった」と肯定しているなんて…!

そういう人たちがいるから戦争はなくならないのです。
アメリカ人にしよりさんの作品をぜひ読んでもらいたいものです。

長々と失礼しました。



No title

☆愛と情熱は似ている・・・。

う・・・む。

どの視点から、テーマを受け止め、考えていくのか・・・

経験し体験することで言葉に深みが広がる・・・

時は心の薬になるが、許す気持ちがなければ、前には進めない。積み重ねてきたものが、いずれ崩れる。

自分にできることを考え、行動していく。

ゼロからのスタート!!!

~神戸全日本女子ハーフマラソン大会~11月22日
★10Kmの部にエントリーしました。

中学生の時、マラソン大会で走っただけ。
運動は苦手。

足腰が弱い・・・

そんな私が走ります。

今宵は満月。

まずは、散歩がてら歩く。

愛と平和を祈る








はじめまして

松尾しより様
はじめまして、私は広島生まれの一児の母です。
主人に、新聞の広告欄に「君がくれた太陽」って本が載ってて原爆の話らしいから探して買ってと言われ、私的には不謹慎なのですが原爆の話という事が正直うんざり、というのも広島に生まれて、私たちの年代は特に戦争や原爆の学習が小、中、高校とたくさんあって、大人になってからは何となく無関心になっており、改めて、考える事でもないと思っていたからです。小説か何かだろうと思っていたので、マンガだった事にちょっと驚きでしたが、それが私も読んでみようというきっかけになりました。読んで本当に泣きました。私の子供は男の子ですが、私にとって朝ちゃんであり、エッちゃんです。家族の大切さ、原爆・戦争の悲惨さ、改めて色々と考えさせられました。
主人になんでこの本が気になったのか聞くと、主人の母が被爆者で、被災した時、友達と遊んでて、たった一人生き残ったそうです。それを聞いて、戦争の恐怖はこんなにも身近であったと知り、本当に無関心ではいけないし、広島に生まれた私達がこの悲惨な出来事を二度と繰り返すことのないよう、後世に伝えていかなければいけないんだと気付くことができました。本当にありがとうございました。
長々すみません。暑いのでお体に気をつけて頑張ってください。

ちかどんさんへ。

有難うございます。
私も、8月6日午前8時15分から
時を数える事が習慣になっています。
直後から正午のかけての、広島の混乱と惨劇は
どんなものだったのだろう・・・暑かっただろうか、
暑さよりもショックから来る寒気のほうが勝っていたのだろうか、
黒い雨は激しく降っていた頃だろうか、
夜になって、真っ暗な町で動けず、家族にも看取られず
何人、何百、何万の人が無念の淋しい死を迎えたのだろうか・・・

原爆を肯定しているアメリカ人の多くが
知識不足ゆえだと聞いています。
資料館から出てきたアメリカ人の歴史観が変わる事を
見れば、多くの人が広島を訪れ、資料館を見てほしいと
願わずにいれません。
ちかどんさんの心に広島を置いてくれている事が
なによりの戦争回避です。
有難うございます。

奈都子さんへ。

すごい!チャレンジですね。
マラソン頑張って下さい。
体調に気をつけて。

私も自分に出来る事、出来なかった事、
これから出来るかも知れない事を考えて
進んで行こうと思います。

広島の人と土地は優しいです。
泣きそうになるほど、優しい土地です。

ちーさんへ。

ご訪問有難うございます。

広島出身の中国新聞の女性記者さんが
「毎年、夏に繰り返される平和学習に内心
またか・・・と思っていたけれど、社会に出てから
改めて原爆を考えるようになった」と話して下さいました。
テレビ局の男性は、
「8月6日が何の日か、若い人の認知度が減っている
現状をどうしたらいいのか?」と真剣に考えておられました。
たくさんの人が、広島を伝え残そうと努力を続けておられます。
被爆被害者の人々が、私のようなものに
体験談を話して下さった心の奥には
「今、伝えなければ」という焦燥がありました。
2世の方は
「どんな形でもいいから伝えてほしい」と
言葉をくれました。
それは、広島が差し出してくれているバトンです。

私は、良くも悪くもマンガ家で、お話しを描く、それが
私の仕事で、それ以上でも以下でもないと思っていた
当初の気持ちが、取材後にはガラリと変わっていました。

バトンを受け取るプレッシャーで潰れそうになりながら、
悩みながら描いた「君がくれた太陽」を
書き上げて後、読者から頂いたコメントに救われる想いでした。
広島を自分の身に置き換えて、マンガを読んで下さった。
今ある家庭が大切と感想を頂けた事が何より嬉しかったです。
ちーさんが、朝子やえっちゃんを自分の息子さんに
重ねて下さった事で、私は微力でも
バトンを受け取れたのかな・・・と思えるのです。
有難うございます。
目にとめて下さったご主人にもお礼をお伝え下さい。
飾り言葉ではなく、重い実感として
ノーモア広島、長崎、
ちーさんの中のバトンが、次世代へ受け継がれますように
有難うございました。

プロフィール

fukuyaneko

Author:fukuyaneko
こんにちは。
松尾しよりです。
マンガを描きながら、
猫3匹と暮しています。

2012年から、
会津親善大使をさせて頂いております。
皆様、
会津に来らんしょ。

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