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山本八重さんの事。

八重さんを描いていて、私が自信を持って言える事があるとしたら、
私は、彼女が大好きで、愛おしくてならないと言う事です。

漫画作成の過程もあるのですが、
自分の中で、主人公に対して
否定的な気持ちを持ちながらでは
漫画は描けません。

取材をし、プロットをたて、ネームにし
やっと原稿に入るのですが、
ひとコマ、ひとコマ、人物を描き
1ページにつき、多いときは10人以上描き入れ
それから、やっとペンを入れ、消しゴムをかけ
ホワイト修正をして、仕上げです。

何十日にも渡るこの過程の中
主人公に対して、爪の先ほども否定的な気持ちを
持ちながら、私は描けません。


八重さんは、あまり男性に評判が宜しくありません。

彼女が、新島襄と結婚した当初もバッシングは酷く、
ある学生など、演説会で八重さんを「和洋折衷な鵺のような女」と
壇上から述べるのですが、
その会場には、八重さんの隣に夫である襄さんも座って聞いているのです。

尊敬する襄先生の奥さんを聴衆の面前で辱める・・・。
それは、襄先生を同時に辱める事だと
この学生は、気付かなかったのでしょうか?


八重さんを嫌う理由も、私にとっては理解不能です。

夫を「襄」と呼び捨てにした、とか
(夫婦間の事です。外野がとやかく干渉する事ではありません)

夫より先に人力車に乗ったとか
(襄さんが、八重さんに手をかして乗せているのですよ。)

夫と一緒に人力車にあいのりしたとか
(夫婦間の事です。以下略)

着物に靴、羽飾りの付いた帽子で出歩いたとか、
(ほっとけです。)

晩年まで、彼女が会津人であり続けたとか、
(当たり前じゃないですか?)

1番やり切れないのは、八重さんの容姿への攻撃です。
肥えている。太っている。大きな体。美しくない。

1番分かりやすく、1番しやすい
低次元な攻撃です。


これらは、明治のまだまだ男尊女卑な世界。
閉鎖された世界での出来事だと思うでしょう?
でも、現代でこれを言われる男性がいるので
ビックリしてしまいます。

うーん。八重さんの心を「ハンサム」と愛した
襄さんのような男性は、現代でも中々いないと
言う事かなぁ?

京都取材に付き合ってくれた幼馴染と、そんな話をしたら
「男の好きな女と、女の好きな女は違うねん」と
話が着地しました。

そうかも知れませんねー。

私は八重さんが大好きです。
会津女の強さと優しさと
ならぬものはならぬと、頑固な実直さが大好きです。

268_convert_20120430150031.jpg
そんな八重さんのお墓参りに、山道を行きます。
猪注意の結構ハードな山道・・・杖は必須です。
(写真に写るのは、幼馴染。健脚、前を行きます)

270_convert_20120430150235.jpg
八重さん。
嬉しかったのは、磐梯山のお酒をお供えされた方がいたのですね。
私も会津清酒持参です。

274_convert_20120430150413.jpg
襄さんの隣で眠っています。

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会津藩士のお墓もお参りしました。
鶴ヶ城のパネルが何枚か、飾られていました。
八重さんの「磐梯山」のお酒もですが、このような心のくだき方は
会津の方のような気がしました。

会津の事だけを考えて、
会津に集中して、描いて行こうと
新たに思えた取材でした。


296_convert_20120430150752.jpg
かやくうどん。
食べました!お出汁がきいていて、美味しかったです!
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コメント

Secret

八重さんは良しと思ったことは
行動したひとなんだろうなと思います
その世相に、あわなくとも
学生たちは母のように慕ったそうですからそして襄さんとは羨ましいほどの
仲良しで襄の頭をなでたりしたなんて
彼を包みそして仕事は引き立てカッコいい!ハンサム過ぎですよねー
柔軟で意思が強く物事を成す人
すごいなー!と尊敬します
しよりさんの決意、会津があるから
八重さんは生まれたと思いますし
こらからの作品楽しみです!
私も応援しています!

みきたろうさんへ。

そうなんですよね。
八重さんと襄さんは、本当に仲睦まじかったそうです。
羨ましい(*´∀`*)

大河が始まれば、八重さんの今までの
悪評は書き換えられて行く事だと思います。
男目線で語られがちだった八重像が
ゲゲゲの脚本家さんが、強く優しい八重さんを
生んで下さると思います。
(私も、頑張りますが。(;^ω^)

願わくば、一過性ではなく
八重が会津、福島の力と長く有り続けてくれる事を
祈っています。

みきたろうさんは、会津に来られた事はありますか?
まだでしたら、ぜひぜひいらして下さい(*´∀`*)
いい呑み屋さんを紹介しますよ~。

八重さんは今だから理解される人なのかもしれませんね
会津は行って見たいのですが
まだ無いんです(^_^;)太郎庵さん担当の営業さんと行こうかな(^_^;)
でも2人も会社は行かせてもらえないなー(^_^;)会津にずっとお住まいなんですか?ほんとに行けた時には是非是非
お願いします(^-^)/

No title

>私は、彼女が大好きで、愛おしくてならないと言う事です。
解る様な気がいたします。
まぁ私は会津娘子隊の中野姉妹LOVEなんですが(笑)
竹子姐さんに惚れて20年、何度か描いていますが想いがなくては描けませんね(マンガじゃないですけど)。
八重姐さんには八十里越の大砲沼から長岡藩のガトリング砲を引き上げてぶっ放して欲しかった(←デタラメです)
それはさておき、お城のパネルとは粋ですね。
明日よりは何処の誰そ眺むらん…でしたっけ。
ずっとお城の側に居られたら良いですね。

それはさておき、容姿の対する攻撃は本当にいただけないですね。
カッコいい人は生き方がカッコいいのだと思います。
ですが、ちょっとニュアンスも違いますが、そこはやっぱり美化したくなる心情もあります。
NHK大河も綾瀬はるかさん起用に「イメージ違う!」と思いましたけど、綺麗な女優さんを使いたくなる気持ちは解らなくもありません。
美人じゃない八重さんを描くとしよりさんが仰られたとき、すごいなぁと何となく思いました。
もっとも、しよりさんの描く八重さん、(言動が)可愛らしいですけど。

JOUR5月号を読んだら、会津に帰りてぇと思いました(^^;


No title

100年早かったんですね、八重さん。生まれるの。
今の時代だったら当たり前のことが昔だから認められなかったんですね。
でも、その彼女をいとおしく見守ってくれていた襄は素敵な人だったんだなあって思います。

彼女はそんなに太ってなかったそうですよ。
太ったのは襄の進める西洋料理をよく食べたからだって聞いてます。
良いじゃないですか。
とってもステキなお話ですよね。

時代を先がけるっていつの時代も大変なことなんです。
私だって経験あるんですよ。
ああ、30年後に生まれたかったってよく思うことがありました。
今の時代だったらあの時代よりも理解されたのになあって。(笑)

京都は長女が学生時代過ごした街なのでよく私も行きましたし、
長女の旦那さんは京都の人なのでこれまた行く機会も多いんです。
彼女は昔から八重の研究をしたいって言ってたんですよ。
だからこの大河ドラマには大いなる期待をしてるみたいです。

しよりさんの八重さんは会津人としての素敵な部分をよく描かれていて、うれしくなってしまいます。
とっても魅力的かつ、暖かさを感じます。

私も今年来年はガイドとして八重の魅力を全国の方に伝えたいと思ってます。
そのたびにしよりさんの漫画のことも話そうと思ってますよ。
これからの展開とっても楽しみです。

長引いた風も治ったしGWも後半となりましたし、休み明けたら私も少しずつ八重のことブログにUPしようと思ってます。

今年はガイド会報の編集担当も任せられておりますので
時々八重のエピソードなど記事にしようと思ってます。

お互い頑張りましょうね。
私たちの八重さんのために。

ぜひぜひゆっくりお会いしてお話したいですね。

No title

実りのある京都取材になったみたいですね^^v

「男の好きな女と、女の好きな女は違う」!大いに同感。頷きます!
で、襄先生のように、女性に対して「ハンサム」と評される方は、
きっと男とか女とかそんな細かい次元で人をみてないんでしょうね。
人間同士として、八重さんの事を、愛しく思い、尊敬してらしたんでしょうね^^

しよりさんが、感情移入して、大好きな八重さん。
漫画の中でも、いきいきと描かれるんでしょう。
単行本になるのが楽しみです!

あれ??うどん・・・一杯だけ??(笑)

みきたろうさんへ。

私、会津在住じゃないんですー(;^ω^)
東京のハズレに住んでいます。
でも、心は会津人!

京都からだと、会津は遠いですよね。
でも、行かれるときは教えて下さい。
美味しいお酒と食事の居酒屋さんを
ご紹介しまーす。

ちゅらさんへ。

ちゅらさんは、中野姉妹ですか!
晩年の優子さんのお写真を見たのですが、
本当にお可愛らしい方ですよね。
婦女子が戦闘にたち、悲しい最後を迎えなければ
ならないような事を、会津はしていないのに!
・・・と、怒りで興奮してしまいます(-_-;)

中野姉妹をどう書かれているのでしょうか?
教えて頂けると幸いです。

私が、八重さんを描こうと思い
手探りで彼女の事を調べ出していた頃、
いろいろ間違った方向に手を伸ばしたりもして、
「あれ~?」みたいな、考えの方々とも会っちゃったりしてたんです。
そういう方に多く、八重さんの容姿攻撃をするのですよね。
「生意気で不美人で太っている」と・・・。
その時の反発心があって
美人でなくても、美しい八重さんを描くんだ、と決めたのです。

でも、大河の八重さんは、すごく楽しみなのです。
綾瀬はるかさんが「ならぬことは、ならぬのです」と
凛とおっしゃる姿を想像しただけで、嬉しいですよね。

私は、なんとか来年の1月までには
「清らに たかく」を描き終えて、
心楽にコタツに入って、テレビを楽しみたいなぁ。と
思っています。

Mayumiさんへ。

そうなんですよね。
襄さんの洋食に合わせて、食事を変えたのは
大変だったろうなーと思います。
作るのも、食べるのも。
夫の襄さんが、八重さんにベタ惚れなんだから
いいじゃないですか?と、私なんかは思うんですよね。

私には、家族と夫に尽し抜いた
強く優しい会津女としか、思えない八重さんです。
Mayumiさん、鶴ヶ城ボランティアの方々が
八重さんの生き様を観光客の皆様に
お伝えして下さる事を期待しています。

娘さんの八重研究もぜひぜひ。
楽しみにしております。

頑張りましょうね(*´∀`*)
八重さんと会津のためにe-415

ほんなあほなさんへ。

うどんなのですが、
その前にお墓参りに行くために
登った山道は、半端なくてですね・・・
しかも、33度とかに気温は上がっててですね・・・
疲労で喉がふさがっちまって、
おら、かやくうどん一杯しか、喉とおんねのっす・・・。

本当ならば、ゴハンとセットの御膳が食べたかった・・・
しょぼぼーです。

襄さんと八重さんは、本当にぴったりと
気が合ったのではないでしょうか?
襄さんが亡くなる前に、八重さんに
「グッドバイ、また会わん」と言うのですが、
それだけで、すてきな夫婦なのだと分かりますよね。

ちなみに新島家は、犬派でした。

No title

福島に移り住んだ時、会津娘子隊を知り自ら出陣していった事を知り、それ以来の娘子隊のファンです(^^;)

会津はそもそも孝明天皇には信頼されていましたしね。
西軍が(偽の?)錦旗を掲げた時に、賊軍にされてしまいました。
火中の栗を拾って貧乏クジを引かされたような感じでしょうね。

>中野姉妹をどう書かれているのでしょうか?
ちょっと宣伝になってしまいまして申し訳ありませんが、以下にURLを貼りますのでご覧いただければ嬉しいです。
http://www.youtube.com/watch?v=L0kYhWvQtRo
http://www.youtube.com/watch?v=3aEsy1hbQzI
この二作は、福島自主制作映像祭(http://www.tribe.co.jp/)で上映されます。
う~ん、もう歴史を全く無視してますね(^^;
あと自分のサイトのURLも入れておきますので、よろしければご覧ください。

>「あれ~?」みたいな、考えの方々とも会っちゃったりしてたんです。
そうだったんですね。
私は八重さんの容姿を攻撃する人って会った事は無いですね。
というか、それ以前に会津でもあまり知名度が高くなかったようなので、その方がちょっと残念に思っていました。
どうしても白虎隊ばかりが取り上げられるので。
今は八重の桜でブームになっていますが、ブームだけで終らないと良いなぁと思います。
>美人でなくても、美しい八重さんを描くんだ
そこに、しよりさんの八重さんに対する想いを感じますね。
連載終了まで、がんばってください。
応援しています。

No title

ご無沙汰しています^^;
お加減はもう回復なされましたか?

中身で勝負できないとなると容姿で攻撃する男性今の世にもいますよね~ムキ~!

どこか旅行に行きたい、買い物もゆっくりしてみたいなんて夢見たいなことはさておき、自分の思うことを投げ出さずやり遂げていこう!なんて事を思い知らされた今日の記事でした。
しよりさん、有り難う~^^v

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ちゅらさんへ。

あ。以前にURLを貼って頂いた娘子隊のアニメーションの方ですね!すみません!

動きがスピーディで素敵ですよね。
私の絵は、止まっているから
躍動感のある絵を創れる方は、本当に羨ましいです。

幕末に、さして詳しくない私が言うのも
生意気なのですが、会津は貧乏くじを引かされた感は
強いですよね・・・。
会津が鳥羽伏見後、恭順の意を示した事を
新政府軍が汲んでくれてもいいのではないかと思います。
薩長側から見れば、また違う歴史感があるのも
分かっていても、やっぱり会津贔屓をしてしまいます。

会津好きだから。e-265

きくいちさんへ。

はい。体は大丈夫です!
きくいちさんもお忙しい中、お体に気を付けて下さいね。

そうなんですよ!ムキーです!
でも、実際の八重さんは柔和な表情の
柔らかい雰囲気の女性です。
少し寂しそうな目は、早くに襄さんと死別したせいか、
籠城戦でたくさんの死を見たからかと
思ったりします。

ブツは原稿が終わりましたら、改めて
ご連絡いたしやす。(ΦωΦ)フフフ…

No title

しよりせんせい

随分前のブログへのコメントをお許し下さい。
私の祖母が会津出身であると、8月のブログ記事で書かせていただいた、あやと申します。
私が中学2年の時、家族旅行で会津へ行きました。
飯盛山にも登りましたし、白虎隊記念館(?)資料館(?)にも伺いしました。
もう15年ほど前の話です。。。
その時、お恥ずかしながら八重さんの事を存じ上げませんでした。。。
この頃から歴史が好きだったのにも関わらず、まだまだ表面的な部分でしか好きではなかったみたいです。

私も八重さんのような、強い女性、一本筋の通った女性、だけれども情に厚い女性が大好きです。
会津の血が8分の1でも入っているからか、『ならぬものはならぬ』という考えがすんなり入ってきます。
1歳の息子に対しても、既にその様なしつけをしています(笑)
八重さんの様な女性になりたいものだと思っています☆
プロフィール

fukuyaneko

Author:fukuyaneko
こんにちは。
松尾しよりです。
マンガを描きながら、
猫3匹と暮しています。

2012年から、
会津親善大使をさせて頂いております。
皆様、
会津に来らんしょ。

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